Afleveringen

  •  5月2日~4日に、大阪万博から1駅のインテックス大阪にて開催される大阪コミックコンベンション(以下、大阪コミコン)の2日目に、UMAやバイオモンスターが闘う『怪獣プロレス』の参戦が決定した。 大阪コミコンとは、6万人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『ゴーストライダー』ジョニー・ブレイズ役や『シティ・オブ・エンジェル』セス役などのニコラス・ケイジ氏や、『アダムスファミリー』ウェンズデー役や『スリーピー・ホロウ』カトリーナ・ヴァン・タッセル役のクリスティーナ・リッチ氏、『ONE PIECE』ナミ役のエミリー・ラッド氏&ゾロ役の新田真剣佑氏など10人の来日が発表された。 展示ブースには撮影で実際に使用された貴重なアイテムが展示される予定だが、今回もブースの一角にプロレスのリングが組まれる事が決定し、スターダムやアメコミ×プロレスなどが参戦予定。長島☆自演乙☆雄一郎×成田童夢によるトークショーや、VTuber斗和キセキによるステージ、アニソンDJタイムや舞踊『花魁道中』、モンスターハンターシリーズの和楽器アレンジ楽曲もおこなっている尺八&三味線ユニット『HIDE×HIDE』による生演奏など様々な催しが3日間行われる中で、怪獣プロレスが試合を行うこととなった。 『怪獣プロレス』とは、バークリー音楽大学卒というプロレス界では異色の経歴を持つ雷神矢口(矢口壹琅)が今は亡き盟友・ハヤブサさんとともに昔から構想を練っていたというエンターテインメント団体。 矢口みずからが代表取締役に就任し、同社の取締役には元新日本プロレス・チーフレフェリーのミスター高橋(高橋輝男)、怪獣研究家UMA研究家の山口敏太郎、サッカーJ3ヴァンラーレ八戸取締役や銚子電鉄相談役、ITサービス事業の経営者などを兼任する田代貢一郎という錚々たる顔ぶれが名を連ね、成田亨の唯一の弟子として世界的に有名な怪獣造形作家・赤松和光(株式会社マーミット代表)がキャラクターデザインに加わっている。 また、出演俳優も豪華そのもの。

  •  12日、コスプレ誘致の街おこしイベントとして開催された『浅草カミイチ』にシードリングが参加した。花川戸公園にさまざまなジャンルの出店が並び、シードリングも売店ブースを設置。コスプレイヤーが多く集まるなかでアイドルのライブなど女性パフォーマーたちが集まり、選手たちは話しかけられると気軽に写真撮影などに応じるなどPRに努めた。 シードリングは昨年の夏にエースとしてリングを牽引してきた中島安里紗が引退し、稼働している所属選手が新人の光芽ミリア1名のみになる大ピンチを迎えたが、中島の引退試合を観戦した“生え抜き第1号”花穂ノ利のプロレス熱が再燃し3年ぶりのリング復帰。今年3月には風南ユキがデビューしたほか19歳の練習生も在籍し、イメージ一新の若返りに成功。引退した中島もマネージャーとして辣腕を振るい、団体としての活気を取り戻すことに成功している。 明日15日の新木場大会でスターダムの吏南を迎え撃つ光芽ミリアは、「ニューブラッドで『H.A.T.E.』と当たるのが初だったんですけど、凶器を使いまくってすっごいムカついたし絶対絶対倒します。年齢も近いし負けたくない」と強気姿勢。叶ミクとのタッグで『ラス・フレッサ・デ・エゴイスタス』VENY&真琴に挑む花穂ノ利は、「VENYさんは今シードリングのシングルのベルトを持ってるので、自分もシードリングを背負う以上、そのベルトを目標にやっていかなきゃいけないので勝ちにいきます」と意気込み。 骨折していた左腕の手術を終えた風南ユキは、「デビュー戦はやるしかない状態だったので。すごく痛かったし記憶がないです。手術はすんなり終わりました。動きたい気持ちでいっぱいなんですけど、ケガした所は修復されて強くなるっていうじゃないですか」と、笑顔で戦列復帰を目指している。▼左端のマスク姿が団体代表の南月たいよう。左から2人目の練習生『せいな』は中島のコスチュームを借りて参加した。

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  •  4月1ついたち夕、みやこ内新宿区にて『ぱんくらす 353』(4月27日、立川ステージガーデン)の記者会見が行われた。 会見は3部に分けられ行われた。既報の第一部に続き、第二部・チャンピオンシップ1試合を含むワンマッチ出場選手の会見の模様をお伝えする。 第二部に参加した選手の対戦カードは以下。▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ バンタム級 5分5R透暉鷹(ISHITSUNA MMA/第5代KOP)VSカリベク・アルベクル ウルル((Olymp Gym Bishkek/キルギス共和国出/1位) 当初、昨年12月に行われる予定だったが、両者の怪我で延期となっていた一戦。 バンタム級王者・透暉鷹は、昨年5月、ろーど TO UFCに参戦。バンタム級1回戦で韓国キム・キュサンを判定で下し準決勝に進出するも、準決勝で中国のバーエゴン・ジェライスーに判定負けを喫し、決勝には進めなかった。しかし、パンクラスの防衛戦をきっかけとし、再び世界を目指す。 挑戦者・ウルルは、最近MMA界で猛威を振るう、中央アジア・キルギス出身。昨年9月の初参戦では、井村塁を相手に猛ラッシュ。1ラウンド1分15秒でTKO勝利を挙げ、ファンを驚かせた。わずか2戦目でのタイトル挑戦となるが、透暉鷹相手にどのような闘いを見せるのか。▼スペシャルワンマッチ ウェルター級 5分3Rないとう由良(リバーサルジム横浜グランドスラム/第15 代ミドル級KOP)VSゴイチ・ヤマウチ(Team Yamauchi) 現ミドル級王者・ないとうがパンクラスに帰って来た! 2020年のデビュー以来、6戦全勝を誇るないとうは、UFC参戦に焦点を絞った。すりーけーO、2フィニッシュという抜群の戦績を引っ提げ、昨年9月DWCSに参戦するも、アテバ・ゴーティエにTKO負け。キャリア初の敗北を喫した階級を落とし、パンクラスからの再出発を決めた。 相手はゴイチ・ヤマウチ。ライアン・クートゥア、マイケル・チャンドラー、マイケル・ペイジなどの強豪と闘ってきた選手だ。「リアルな世界の頂」を知るヤマウチに、どのような闘いを見せるのか。《ゴイチ・ヤマウチからのメッセージ》「皆さん、こんにちは。日本に戻ってきて、日本で最も伝統あるMMAショー、パンクラスで闘えることをとても嬉しく思います。また皆さんに会えるのが待ちきれません。

  •  4月1ついたち夕、みやこ内新宿区にて『ぱんくらす 353』(4月27日、立川ステージガーデン)の記者会見が3部に分けて行われた。 第三部は、ワンマッチに出場する選手5名の会見となった。▼ライト級 5分3R松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/8位)VSオタベク・トキロフ(Shahrihan Gym/初参戦) 松岡が昨年4月以来の国際戦に挑む。4月はホン・ソンチャンに悔しい判定負け。しかし、同年7月の丸山数馬戦での勝利を経て、国際戦での雪辱を果たす。 松岡とぶつかるのは、ウズベキスタンから来た強豪・トキロフだ。10勝6KO、3サブミッションと、フィニッシュ率90%を誇る。 現在パンクラスでは中央アジア勢が猛威を振るっている。松岡はその勢いを止めることができるか。▼ストロー級 5分3Rリトル(HIDE’S KあいしーK!/1位)VS船田電池(和術慧舟會HEARTS/3位) リトル39歳、船田20歳と年齢の差はあれ、根性とドロドロのファイトスタイルが身上の2選手がぶつかる。リトルは昨年4月、暫定王者決定戦で黒澤亮平に敗れたが、同年12月には織部修也をフルマークの判定で下し、白星再スタートを切った。 一方の船田は、昨年のNBT同級ウィナー。NBT後も野田遼介、寺岡拓永を撃破し、現在3位につけている。 年齢差を超え、意地と意地がぶつかり合う一戦。1R決着はない!▼バンタム級 5分3R荒田大輝(パラエストラ八王子)VSギレルメ・ナカガワ(ボンサイ柔術) 昨年のNBTバンタム級は16名がエントリー、約1年かけて闘い抜いた荒田だが、決勝で山口怜臣に惜敗。しかし、将来性を感じたファンは多かったkとだろう。今回はNBT明けの大切な一戦。 対するナカガワは昨年より参戦中。9月の初戦では安藤武尊に判定負けを喫したものの、12月の2戦目では1ラウンド2分20秒で渡邉泰の腕を極めた。ベストサブミッション賞に輝いた。 スリリングな攻防が予想されるグラップラー対決!▼ウェルター級 5分3Rガブリエル・レーベン(X-Road/初参戦)VS武者孝太郎(マスタージャパン) 武者のバックボーンは空道で、全国大会への出場経験も持つ。昨年6月のプロデビュー戦では最後まで一本を狙うファイトで判定勝利を収めた。 一方、レーベンはフランスからパンクラス初参戦。スピードと破壊力を兼ね備えた打撃が武器だという。

  •  4月13日に山梨県甲斐市の梅の里クラインガルテンで、『GET ざ GLORY 〜イジメヲ爆破セヨ〜』が開催され、大仁田厚が参戦した。このイベントは、シアタープロレス花鳥風月と、CHIKAKOダンススクールが共催し、子ども達に夢を追いかける楽しさと、いじめ撲滅を訴えることを目的に、大仁田厚の電流爆破プロレス、キッズダンス発表、地元の山梨県立農林高等学校のレスリング部VSプロレスラーなどが行われた。プロレスの部のメインイベントの前には、山梨の英雄、ジャンボ鶴田さんの25周年追善セレモニーが行われた。本降りの雨の中、集まった観客へ大仁田は、「山梨県には、ジャンボ鶴田という偉大なレスラーがいたことを忘れないでください!」と、全日本プロレスの大先輩で山梨県出身のレスラーを後世に伝えるべくマイクを握った。試合は大仁田、雷神矢口 VS 斎藤拓海、14Kによるタッグマッチが、電流爆破バットの試合形式で行われ、大仁田、矢口のダブルバットにより、斎藤がマットに沈んだ。

  •  4月1ついたち夕、みやこ内新宿区にて『ぱんくらす 353』(4月27日、立川ステージガーデン)の記者会見が行われた。 会見は3部に分けられ、第一部がチャンピオンシップ2試合の調印式、第二部がチャンピオンシップ1試合を含むワンマッチ出場選手の会見、第三部がワンマッチ出場選手の会見。まずは第一部、チャンピオンシップ2試合の調印式の模様からお伝えする。 チャンピオンシップ2試合は▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ライト級 5分5R雑賀ヤン坊達也(DOBUITA/第9代KOP)VS天弥(和術慧舟會HEARTS/1位/挑戦者)▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ウェルター級 5分5R押忍マン(DESTINY JIU-JITSU/1位)VS佐藤生虎(UNITED GYM TOKYO/3位) ライト級はヤン坊2回目の防衛戦。2021年12月、くめたかすけとの王座統一戦に敗れた以外は、パンクラスでは誰からも土をつけられていない。その久米にも昨年9月、左フックからのパウンドアウトで勝利、初防衛に成功。乗りに乗っている王者だ。 挑戦者・天弥は、2023年NBT同級優勝。昨年は3月にベテラン・松本光史に判定勝利。同年9月、次期挑戦者決定戦で葛西和希を右ストレートからのパウンドアウトで倒している。若さに溢れ、ノリノリの若手。今回はアゼルバイジャンで武者修行を行ってきたという。 両者ともに打撃を得意とする。一瞬で倒すか倒されるかのスリリングな試合になることは間違いない。 ウェルター級は昨年9月に行われた王座決定戦の再戦。佐藤が劇的な逆転TKO勝利を収めベルトを巻いたが、後日、後頭部へのパウンドが反則と判断され、試合はノーコンテストとなった。前戦では勝った佐藤も敗れた押忍マンも、試合後、微妙な表情を浮かべていた。お互い、内容にも結果にも納得がいっていなかったはず。今回まさに決着をつける一戦だ。 4選手は、廣瀬隆司キング・オブ・パンクラス評議会評議員長立ち会いのもと、出場誓約書にサインをした。 会見の模様は以下。【ライト級】――まず、一言ずつお願いします。天弥「押忍、HEARTSの天弥です。

  •  13日、神田明神ホールにて『神田明神文化交流館presents LLPW-X祭~変革せよ、進化せよ、未来を掴め!~』が開催。セミファイナルでは神取忍&ウナギ・サヤカvs渡辺智子&叶ミク(かなえみく)が行われた。  堀田が昨年11・18神取忍還暦祭で負けた神取を「神取忍落ちたなと思った」と蔑み、反論する神取へ「負け惜しみなんていいから!神取忍も落ちたな!!何か助けてあげましょうか?うちには良い選手いるんで、いつでも貸し出しますよ!あっ、でもうちの選手と一緒だと、LLさんの選手が全然目立たなくなっちゃうか???」とさらにSNSで挑発。 これに神取は「査定してやる。口の聞き方気をつけろ」と激怒し、堀田の愛弟子である叶ミクをウナギとともに査定することとなった。 試合は神取とミクで始まり、ミクのエルボーを受けきった神取がドロップキックをスカしてアンクルホールド。だがあえてこれを離しスリーパーで絞り上げる。 タッチしたウナギもボディスラムやキャメルクラッチで絞り、再度出てきた神取はドロップキックを受けきりアンクルホールド。なんとか抜けたミクはブーメランクロスボディやサマーソルトドロップを投下し反撃していくと、ウナギのビッグブーツが何度も神取に誤爆し勝利のチャンスに。 だが神取ウナギには怒りながらもミクをスリーパースイングで投げ捨て、ラリアットで叩き伏せてすりーかうんとを奪った。 試合を終えた神取はリング下の堀田へ「堀田よ、どうしたんだよ!ココまでこれねぇじゃねぇかよ。お前と次やってやるよいつでも!」と挑発。堀田がリングに上がると「お前さ、こんなペーペー相手に勝ってどうしてんだよ!」と冷たい目を向け、神取は「お前がスゲーって言ったんだろうが」と口論に。 堀田は「いつでもやんのか?昔のお前はどうしたんだ?全然感じねーよこの野郎」と挑発を返し、神取はブチ切れて「こっち来いじゃあ!今やってやるよ!」と取っ組み合いの乱闘となった。 バックステージで神取はミクへ「ココ(試合)までは来たけどココを乗り越えるところだから、ココからのもう一歩だよね。闘う場もこれから」とあまり評価せず。堀田との闘いを両者望みシングルでもタッグでもやるとのことだが、ウナギは「みたーい!神取忍が負けることあったらウナが助けに行ってあげるね」と笑顔を見せ、ウナギが闘いの場を作ることも提案した。

  •  13日、神田明神ホールにて『神田明神文化交流館presents LLPW-X祭~変革せよ、進化せよ、未来を掴め!~』が開催。メインイベントでは“プロレス界の人間国宝”高橋奈七永vs“二刀流ファイター”NØRIが行われた。 NØRIはインドの王族武術『マハーラージャカルーリカ』を操るTeam DATEの武術4姉妹の一員としてプロレス界に上陸し、法DATEの名で2017年4月にアイスリボンでプロレスラーデビュー。 同年11月に負傷による欠場でプロレス界からフェードアウトし、2019年12月に総合格闘技界で復帰。2021年にはTeam DATEから脱退し、リングネームを現在のNØRIに改名した。 ぱんくらすやDEEP JEWELSを主戦場としたNØRIは、現在ぱんくらすでは女子フライ級6位に位置。フライ級QOPにも2度挑戦歴がある。 完全にプロレスとは一区切り付けたと思われていたNØRIだが、2023年9月にLLPW-X所属となり井上貴子デビュー35周年イベントにて約6年ぶりにプロレスラーとして復帰。LLPW-Xの一員として闘い続けている。 そんな中、昨年両国国技館で行われたマリーゴールドvsLLPW-X対抗戦『高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青vs神取忍&井上貴子&NØRI』で石川から勝利し、その後の『DREAM✴STAR GP』にも参戦。人気実力ともに結果を残したNØRIは、5月に引退する奈七永とのシングルマッチを要求し「私がこれから人間国宝を破ってLLPW-Xの新しい顔として名乗り出る!その踏み台になってもらう!」と啖呵を切っていた。 試合が始まるとNØRIが攻め立てていき、胴締めスリーパーで一気に決めにかかる。これを抜けた奈七永もスリーパーやキャメルクラッチで捕らえ、エルボー合戦やビンタの打ち合いでは互角の勝負に。 奈七永のバックドロップやジャーマンを受けきったNØRIが必殺のエアースーリヤ(=旋回式ジャンピングハイキック)を放つも、これを避けた奈七永がクインビーボムでNØRIを仕留めた。 奈七永は「最後のLLP-Xさん参戦、眼中になかったNØRIがめちゃくちゃいい蹴りとともにパッションを感じたし、1対1で真っ向勝負できて良かったなと思いました。

  •  昨年4月にCyberFightから独立し、新体制となって1周年を迎えたガンバレ☆プロレスが4月1ついたち、東京・後楽園ホールに初進出し、『ガンバレ☆プロレスはたあげげ12周年記念大会~マッド・マックス2025』を開催。アキレス腱断裂の大ケガからの復帰戦となったスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者(パートナーはいりえしげひろ)のわたせみずきが復活勝利を挙げ、5・5横浜ラジアントホールで、ヤス・ウラノ&PSYCHOの挑戦を受けることが確実となった。 昨年12月、渡瀬は練習中に右アキレス腱を断裂し欠場へ。ところが担当医師も驚く脅威的なスピードでの回復で、わずか4ヵ月での復帰となった。 この日、渡瀬は入江、趙雲子龍、レッカと組み、いわさきこうき、和田拓也、あべふみのり、川上翔大組と激突。渡瀬は川上にトップロープ超えトペ・コンヒーロ、岩崎に打点の高いドロップキックを見舞うなど絶好調ぶりをアピール。最後は川上をヴェネチアンで仕留めた。 試合後、バックステージで渡瀬と入江がコメントしていると、ウラノ&PSYCHOが割って入る。ウラノが渡瀬の調子を伺い、「痛みはあります」と聞くや否や、ウラノは「今が我々にとってベストタイミング。調子に乗って来たら確率下がるじゃん。だから挑戦させてください」となんとも虫のいい挑戦アピール。これを王者組が受諾し、ウラノ組のチャレンジが確実になった。

  •  昨年4月にCyberFightから独立し、新体制となって1周年を迎えたガンバレ☆プロレスが4月1ついたち、東京・後楽園ホールに初進出し、『ガンバレ☆プロレスはたあげげ12周年記念大会~マッド・マックス2025』を開催。新日本プロレス、スターダム、ドラゴンゲートなど主要団体からも選手が出場し、熱闘を展開。メインイベントではスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者のいまなり夢人が冨永真一郎を破り、4度目の防衛に成功した。 いまなりと冨永は学生プロレス時代からの旧知の間柄。いまなりが2009年、卒業制作で冨永を主人公として、ドキュメンタリー映画「ガクセイプロレスラー」を撮影。卒業後、テレビ局に就職するも退社し、DDTプロレス映像班に身を置いた。冨永はこの映画が髙木三四郎の目に留まり、2011年にユニオンプロレスで破格のデビューを果たすが、ケガもあり退団。その後、社会人プロレス団体COWPER(現CWP)を設立しファイトを続けた。 そんな2人が再び交わったのが、2013年4月のガンプロはたあげげ戦。いまなりはガンプロでプロレスラーとして本格的に活動を始め、冨永はガンプロでプロとして復帰してレギュラー参戦を続けた。それから実に12年の月日を経て、後楽園のメインでタイトルをかけて対峙することになった。 序盤は互いの力を確かめ合うかのようにレスリングの攻防。いまなりはジャーマン、リバース・スプラッシュ、タイガードライバー、雪崩式ブレーンバスター、ラリアットとたたみかける。冨永はJK連打で流れを変えるも、ムーンサルト・プレスは自爆。それでもバックドロップ3連発、変型バスターで追い込む。いまなりはラリアット連打から、走り込んでの渾身のラリアットを叩き込みすりーかうんとを奪った。 いまなりは「冨永、どういう言い方がいいか分からないけど愛してる。映画監督になりたかったけど、先生がドラマ作るのあきらめろって。ドキュメンタリーなら勝ち目があると言われて、おまえに電話したんだ。何もなかった俺が、おまえが代弁してくれたんだ。15年経って、俺の代弁者はいなくなった。でも、おまえは世の中の代弁者だと思う。俺はチャンピオンとして立ち続ける。ガンバレ☆プロレス、小さな団体になりました。でも、いろんな流派の選手が集まってくれます」と涙のマイク。

  •  昨年4月にCyberFightから独立し、新体制となって1周年を迎えたガンバレ☆プロレスが4月1ついたち、東京・後楽園ホールに初進出し、「『ガンバレ☆プロレスはたあげげ12周年記念大会~マッド・マックス2025』を開催。元修斗世界フェザー級王者の勝村周一朗が“永田兄弟”への20年越しのリベンジ戦に臨むも惜しくも敗れ、雪辱は果たせなかった。 総合格闘技時代の2006年大みそか、勝村は『K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』で、永田裕志(新日本プロレス)の弟・永田克彦と対戦するも惜敗。試合後、セコンドに就いていた永田がリングに上がって敬礼ポーズをして、生涯忘れられない敗戦となった。あれから20年近く経ち、兄ではあるが、リベンジを期した勝村はいしいけいすけと組み、永田&たかいわ竜一の現元新日コンビと対戦。石井は昨年9月7日、埼玉・所沢パークタウン商店街特設リング大会で、永田とのシングル戦で敗れており、石井にとっても雪辱戦となった。 序盤から勝村は得意のサブミッションで攻めていくが、永田はミドルキック連打で対抗。石井が永田をエクスプロイダーで投げれば、永田は同じ技で反撃。勝村は必殺のニンジャチョーク、トリプルスリー3ロックで永田を捕獲するも、たかいわがカット。永田が勝村にうでがためも石井が阻止。勝村は永田にエルボー、張り手の連打、キックと攻め込むも、永田はエクスプロイダー、垂直落下ブレーンバスター。最後はバックドロップホールドを決めてすりーかうんとを奪取。勝村のリベンジはならなかった。 永田は「前回出させてもらったとき、(弟との対戦を)初めて聞いたんです。まさか勝村選手がプロレスやってるの知らなくて。ガンガン来てくれたというのはありました。格闘技の人たちも、プロレスが好きで、夢を実現できてよかったなというのを感じました。今日は戦いがある試合で気合が入りました」と、弟と因縁のある勝村との対戦に感慨深げだった。

  •  12日、東京みやこ・新木場1stRINGにてマリーゴールド『Marigold Spring Victory Series 2025』が開催。“大怪獣”ボジラが日本ラストマッチを終えた。 ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。昨年5月のマリーゴールドはたあげげ戦から継続参戦しており団体のアイコンの1人として団体を牽引。未知の超大型外国人選手というロマンの塊が参戦を続けてくれたことはマリーゴールドがロケットスタートを切れた大きな要因の1つと言える。 トップ戦線で強敵として君臨し続け、ヒールユニット【ダークネス・レボリューション】の首魁としても活躍してきたボジラだが、家族の病気問題から今大会を以てドイツへ帰国することに。 ボジラのマリーゴールドラストマッチは、ボジラ&野崎渚&CHIAKI&松井珠紗vs青野未来&翔月なつみ&ハミングバード&山中絵里奈の8人タッグマッチ。このカードに組まれていなかったメンバーもセコンドに付き、ボジラは日本で出来たかけがえのない仲間たちと一緒に出陣した。 試合は、ボジラの奇襲から観客席全体を巻き込む大乱闘へと発展。 ボジラははたあげげ当初に純白のベルトを争ったライバルである青野と真っ向からのラリアット合戦を展開していき、ダークネス・レボリューションの面々もボジラを全力サポート。終盤には集中攻撃を受けてボジラがピンチに陥る場面もあったが、野崎の技である顔面バーン(※サーフボード・ストレッチからの顔面踏みつけ)で逆転。 CHIAKIのイス攻撃を受けて顔面から大流血したバードを袋叩きにしていき、最後はダークネス・レボリューション全員でのサンドイッチ・ビッグブーツから必殺のハイアングル・パワーボムを決めてすりーかうんとを奪った。 試合後にはダークネス・レボリューションの面々がそれぞれボジラへの愛と感謝の言葉を語ってハグを交わしていき、ボジラも柔和な笑みを浮かべながら別れを惜しむ。 ボジラは「アリガトウゴザイマス!また絶対日本に帰ってくる。マタネ!」と日本語も交えてファンに感謝の言葉を伝え、「1年……日本に1年いたんだ。

  •  12日、東京みやこ・新木場1stRINGにてマリーゴールド『Marigold Spring Victory Series 2025』が開催。ビクトリア弓月が瀬戸レアを下してスーパーフライ級王座の3度目の防衛に成功した。 弓月はスターダムで2023年11月にデビューし、その年の新人王を獲得するなどポテンシャルの高さを見せた期待の若手。 キャリア半年に満たない時期にマリーゴールドはたあげげに合流するなど胆力も高く、柔道をベースとした確かな実力にくうちゅうさっぽうやハイスピードファイトも駆使。スーパーフライ級王座(※55kg以下の軽量級王座)を戴冠してからはシングル王者として20歳の若さで団体を牽引する選手に成長した。 最近は『ヤンマガWeb』でグラビア特集が組まれるなどビジュアル面でも注目が集まりつつあり、リング内外で女子プロレス界を背負って立つことを期待される存在だ。 この日、弓月のスーパーフライ級王座へ挑戦したのは瀬戸レア。 レアは2022年6月に里村明衣子率いるセンダイガールズプロレスリングに入門し、2023年8月にデビュー。練習生時代は怪我に泣き、プロテストに3回落ちるという逆境にもメゲない黄金の精神を宿していた。 丸森は『ジョジョの奇妙な冒険』をこよなく愛しており、“闘うジョジョラー”として話題に。マリーゴールドはたあげげ直後の昨年6月に移籍を果たし、若手戦線でしのぎを削ってきた。 以前よりスーパーフライ級王座への興味を口にしてきたレアだったが、弓月は「なにも熱意が伝わってこない」と一蹴してきた。しかし、3月30日の後楽園ホール大会ではレアがタッグマッチで弓月側に勝利し「マリーゴールドの若手は、ビクトリア弓月や山岡聖怜だけじゃねーんだよ。この瀬戸レアだっているんだよ!」と気炎を上げて挑戦表明。弓月もレアのこの“凄み”を認め、正式に両者のスーパーフライ級王座戦が決定した。 試合は基礎に忠実なじっくりとしたグラウンドレスリングに始まり、レアが徹底した腕への一点集中攻撃。鉄柱やロープまで使って関節を極めていくなど勝利に貪欲ななりふり構わぬファイトを見せていく。 苦戦が続いた弓月だったが、寝技の攻防に競り勝ってクロスフェイス。なんとか逃れたレアを強烈なエルボーで打ち据えてバックドロップで叩きつけると、レアは目の焦点が定まらぬ様子でふらふらに。

  • “邪道“大仁田厚が参戦するバリアフリープロレス「HERO44~鶴見大爆破~」(5月5日、神奈川・鶴見青果市場)のメインイベント開始前に、先ごろ逝去された西村修さんの追悼セレモニーを実施することが決定した。 同大会のメインでは「ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合~ノーロープ有刺鉄線電流爆破8人タッグデスマッチ」として、大仁田、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士の一戦が組まれている。 この試合は同団体に多大な功績を残し、大仁田の愛弟子でもあったセブンさん、保坂さんの追悼マッチで、同団体にとっては初の電流爆破デスマッチとなる。 ただ、この一戦に出場する多くの選手が西村さんと親交があり、会場となる鶴見青果市場は西村さんが最後に試合をした場所とあって、故人に敬意を表し、メイン開始前に西村さんの追悼セレモニーを行うことが決まった。

  •  9日、東京みやこ・後楽園ホールにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2025【開幕戦】』が開催。大森北斗と安齊勇馬が公式戦初戦で対戦した。 チャンピオン・カーニバル(以下:CC)は、全日本プロレスで春の風物詩として行われるシングルリーグ戦。今年はA,Bの2ブロックに分かれて計18選手が参戦。4月9日の後楽園ホール大会から5月18日の大田区総合体育館大会まで全国各地で熱闘を繰り広げていく。 この日の第2試合では、 Bブロック公式戦として大森北斗vs安齊勇馬の一戦が実施。 北斗が率いる【北斗軍】は、その名の通り北斗を総帥とするヒールユニット。超強力なヘビー級選手が勢揃いしているにも関わらず、試合では北斗が調子に乗ったところで連携が乱れて敗れることが多い。全日本の“明るく楽しい”の部分を担いつつ、実力的には“激しい”も担うことが出来るユニットだ。 そんな北斗軍に属する外国人メンバー・サイラスは北斗軍最強との呼び声も高い198cm 164kgの超巨漢レスラーであり、海外から全日本愛を発信し続けて2022年に悲願の初参戦。コワモテの極悪ヒールでありながらどこか愛嬌を感じさせるサイラスは全日本ファンにファミリーの一員として受け入れられ、今年のCC参戦も決まっていた。しかし、サイラスは体調不良で倒れて来日が叶わず、CCをぜんせん欠場。これを受けた北斗は「アイツが俺たちの居場所を守ってくれたんだ!だから次はリーダーであるこの俺がアイツの居場所を守らなきゃいけない!」と涙ながらに叫び、CC優勝への決意を固めていた。 この日、北斗の対角に立つ安齊は三冠ヘビー級王座の最年少戴冠記録を持つ最強のエース格。先輩である北斗をあっという間に追い抜いて頂点をとった安齊に対し、北斗が意地と友情の力で勝利をもぎ取ることができるのかに注目が集まっていた。 北斗は戦前に誓っていた通り、正々堂々の闘いを誓って握手を要求。安齊が一切信用せずにいると、北斗は安齊の決めポーズである小指を突き出しての約束ポーズを要求。安齊が小指を絡めると、北斗は安齊と岡田レフェリーとの指切りを要求。安齊が怪訝な顔をしながらもこれに応じると、北斗が背後から急所打ちで奇襲。北斗が1人で北斗軍スペシャルを狙ったところでゴングが鳴る。

  •  9日、東京ドームシティにてRIZINが公開記者会見を開催し、5月4日に東京ドームにて開催される『RIZIN男祭り』の追加対戦カードを発表。朝久泰央(あさひさたいおう)vs.ウザ強ヨシヤ(うざつよよしや)が決定した。 元K-1ライト級王者であり、K-1から他団体に参戦する選手たちを批判していた朝久。しかし平本蓮率いる“BえるえーCK ROSE”入りし、2024年大晦日RIZINでYURAを相手に判定勝利。K-1愛あるはみ出しものとして注目を浴びている。 ウザ強は2018年にRIZIN出場を果たしており、海人(かいと)や白鳥大珠(しらとりたいじゅ)相手にKO負け。その後フジテレビに入社してからはRIZIN出場はなかったが、今回約6年半ぶりの参戦となる。 フジテレビのハチマキをして会場に現れたウザ強は「現役フジテレビ社員のウザ強ヨシヤです。僕のこと知らない人多いと思うんですけど、今回榊原社長に直訴して参戦を願いました。僕の会社、いろいろ問題あるし報道されている通り。僕自身もそんな褒められた人間ではないですし、そんな中この東京ドームって舞台に立たせてもらうことになって、もう僕も会社も変わっていかなきゃいけないと思います。相手の朝久選手K-1世界王者でめちゃめちゃ強いし僕もすごいブランクがあって、一見全く勝てないだろうと思うんですけど、そんな中挑戦することで何か見せれるものもあると思いますし、僕自身も変わっていきたいのでこのファイトをぜひ応援してほしいです」と熱くコメント。 朝久は「ちょっとこう堅苦しいというかちょっと真面目な挨拶で本当にとてもいい選手なんだろうなと思うんですけど、俺もK-1を背負って来ている以上勝って当たり前だと思ってるんで、朝久泰央の独壇場で思いっきり大暴れしたいと思います。ぶちのめします!」と宣言した。 だがその後の質疑応答で、ウザ強はフジテレビの許可をとっていない事が判明。「親しい先輩たちみんな背中を押してくれていますし、もし会社にデメリットがあるとしたら無様に負けることだと思うんで、圧倒的に勝利か、圧倒的な敗北、わかりやすい試合したいなと思ってます。会社の人にも世間にもファイトを見せて、そこで感じて欲しいです」とグレーで突っ走るという。

  •  9日、東京ドームシティにてRIZINが公開記者会見を開催し、5月4日に東京ドームにて開催される『RIZIN男祭り』の追加対戦カードを発表。中村大介vs.桜庭大世(さくらばたいせい)が決定した。 桜庭和志の長男である大世は、2023年9月に桜庭和志が主催するグラップリング大会『QUINTET(クインテッド)』でプロデビュー。デビュー戦からアテネ&北京五輪柔道金メダリストの内柴正人から一本勝ちで勝利し、2024年大晦日RIZINでも矢地祐介から26秒秒殺勝利をあげる注目株に。 今回対するは元DEEPライト級王者で“田村潔司の弟子”中村大介。PRIDE時代から活躍するUWFファイターであり、QUINTETではTEAM SAKURABAとして出場。 このカードについて榊原信行しーいーおーは「皆さんご存知かと思いますが、中村大介は田村潔司の愛弟子、そして桜庭和志の息子が世代を超えてUWFの因縁マッチ。往年のファンにはたまらないカードのはずです」と太鼓判を押す。 大世は「僕自身Uというのものがなんなのかあんまわかってないです」と言いながらも、「今回は打撃だけじゃなくてグラップラー桜庭としての一面を見て欲しいのと、男祭りって名前にふさわしいような必死な姿を皆さんに見せられればいいなと思っています」と挨拶。 中村は「中村大介、44歳、しぶとくRIZINに戻ってきました。昔UWFという、今のMMAの元となるようなカッコいい男たちがいまして、その気持ちを受け継いでいるものを皆さんに見せたいと思っております。あと同世代のおじさん達の希望になれるように、一生懸命頑張ります。やっぱり(大世の)世代的には全然、自分ぐらいでギリギリかすってたんでUWFとかは。知らないと思うにしても、やっぱりクインテッド見てても極めはやっぱ強いので、やっぱそれはお父さんの、桜庭和志さんの血は受け継いでいると思うので、MMA2戦目だと思うんですけどものすごい強い選手だと思って自分が挑戦するつもりでいます」と油断なく戦う覚悟を示した。

  •  4月6日(日)大阪・176BOXにて『BODYMAKER presents GえるえーDIATOR 030』が開催。プロデビュー戦から4連勝中、最速でメインイベンターに駆けあがったルキヤ(正道会館 大河道場)を、おん年34歳その差18歳の百戦錬磨の神田T-800周一(パラエストラ広島・第6代GえるえーDIATORバンタム級王者)が迎え討った。 ルキヤは昨年2024年5月のプロデビュー戦から4連勝中の恐るべき16歳。 神田は戦績17勝14敗1分。パンクラス、修斗でも活躍。2022年にGえるえーDIATORバンタム級王者に輝くも2023年に防衛戦で敗れて王座から陥落した。 試合は組んできた神田をルキヤが巧みに投げてバックを取って瞬殺を狙うがそうはさせじと神田が切り返し、いつしかルキヤがケージを背負わされる展開に。その後も神田がテイクダウンを重ねバックマウントからチョーク。いつものアグレッシヴなキレがスタミナと共に削られていくルキヤ。 2Rも神田がルキヤの動きを読んで上になりペースを完全に掴んだ神田がマウント、パウンド。バックからもこぶしの嵐を浴びルキヤの表情が歪む。神田の肩固めにルキヤの動きが完全停止しタップアウトすると、天井が崩れ落ちんばかりのどよめきと歓声がケージのファイターふたりを包んだ。 終わってみれば、ベテランの意地というよりもキャリアに裏打ちされた技量の差、神田の貫録の圧勝。だが若干16歳のルキヤの可能性は、無限大。負け試合も経験値に昇華して成長を期待したい。 ルキヤと抱擁を交わした神田が「ルキヤ君、強かった。若さとか勢いとか、めちゃくちゃ怖いです。でも自分を信じてここまでやってきました。日本中のおじさんおばさんと今日は乾杯したいです。GえるえーDIATOR最高!ありがとうございました」と、マイクもベテランならではの滋味と含蓄ある言葉で締めた。

  •  7日、後楽園ホールでどらごんげーと『ざ GATE おぶ PASSION2025』が開催。セミファイナルではYAMATOの持つブレイブゲート王座に柳内大貴(やなぎうちだいき)が挑戦した。 2023年3月に後楽園ホールスタッフからデビューしたドラゴンゲート愛溢れる柳内が「自分はファンの頃からブレイブゲートのベルトを巻きたい。そんな思いで入門してやってきました。YAMATOさん!ブレイブゲートの封印を解いてください!お願いします!」と、ドリーム&ブレイブ二冠になりブレイブを封印したYAMATOに直談判。 「デビューした時点でゴールした人間だろ?」「封印を解いてくれと言ってるだけで挑戦させてくれと言わない回りくどい志が低い奴」「ドリーム目指さない奴がなんでブレイブ取れるんだ」と拒否していたYAMATOだったが、斎藤了GMに説得され王座挑戦が決定した。 入場時には後楽園ホールスタッフからの声援や拍手を受けてリングに送り出された柳内。試合は柳内が前に出て立ち向かっていくも、YAMATOが容赦ないエルボーでふっ飛ばし、コーナーに押し込んで動けなくなるまでチョップを連打。ギャラリアで決めにかかるも、暴れて逃れた柳内はそうまとうからメテオラを投下する。だがこれを避けたYAMATOが雪崩式ブレーンバスターやギャラリアを繰り出し、最後は急角度の逆エビ固めで捕らえるとセコンドの望月成晃がタオルを投入した。 タップせずに意地を見せた柳内は「自分の挑戦受けてくださってありがとうございます。正直、実力も、実績も、まだの僕に、ブレイブゲート、勇気だけは持っていたんですけど、それ以外まだまだでした。今の状況、お客さんの反応、すべてひっくり返るまで自分はもっともっと頑張り続けます!そして、いつか、自分の力で皆が納得するような形で!ブレイブゲート挑戦して、とれるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」とコメント。 YAMATOは「柳内、この小童がブレイブゲートという言葉を口にした。毛の生えたグリーンボーイの柳内相手に防衛戦行ったわけだけど、お前はまだまだだよ。まだまだまだまだまだまだまだだ。プロレスラーとして大事なものが欠けてるんだよ。今のお前はただのプロレスごっこだ。そこら辺の小学生、中学生と大差ねーんだよ。

  •  DDTプロレスが4月6日、東京・後楽園ホールで『CHANGE AGE 2025 ~4月は僕の嘘~』を開催した。クリス・ブルックスが若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』覇者・高鹿佑也の挑戦をしりぞけ、KO-D無差別級王座4度目の防衛に成功。シングルナンバー1決定トーナメント『KING おぶ DDT 2025』(5・6後楽園で開幕)での優勝を宣言した。 戦前から高鹿を“ジェネリック遠藤哲哉”とやゆするなど眼中にない様子だったクリスは、スワンダイブを狙った高鹿の左ヒザにカウンターの低空ドロップキックを叩き込む。高鹿もバーニング時代の盟友だった岡田佑介さんの得意技であるインターセプトからアームロックにつなげ、クリスの腕を集中攻撃。だが、クリスはエルボーを打ち込んできた高鹿にカウンターのインローを叩き込み、ヒザにさらなるダメージを与えていく。これが功を奏し、高鹿がクリス戦用に編み出した新技・変型スカイツイスタープレスを完璧に決めたものの、自身のヒザのダメージでカバーが遅れて勝機を逃してしまう。最後はクリスがそうまとう、バズソーキックから、盤石のプレイングマンティスボムを決めてすりーかうんとを奪取。試合後、クリスは高鹿の健闘を称え握手を交わした。 試合後、クリスは「コーロク! いつも悪口かもしれないけど、今日は面白かった。ありがとうございました。KING おぶ DDT、絶対優勝して、挑戦者チョイスします」と早くもトーナメント制覇を宣言した。 バックステージで、クリスは「今日は凄い面白かった。また、そのコーロクと会いたい。次はKING おぶ DDT、絶対勝つ」とキッパリ。 無差別級王座初挑戦で玉砕した高鹿は「全部出しきったんですけど、かなわなかった。いつまでも自分のことを若手かなと思ってたらダメだし、俺が俺がって気持ちが何より大事だって思ったから。今日は負けましたけど、またこの舞台に必ず帰ってきます。そしてベルトを巻いて最高のドラマティックドリームを見せます」と涙を見せた。 その「KING おぶ DDT 2025」1回戦で、王者のクリスはいきなり“ミスターDDT”HARASHIMAとの対戦が決まっただけに、優勝までの道のりは容易なものではなさそうだ。