Afleveringen
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1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。OZAWAがガレノを制してGHCヘビー級王座の防衛に成功した。 OZAWAこと小澤大嗣は社会人プロレスを経てNOAHに入門し2022年9月にデビュー。2024年1月に海外遠征に出て10月に帰国すると、清宮海斗率いるスター揃いのユニット【ALL REBELLION】に加入。その数日後には、凱旋帰国試合を行う前に練習で足を骨折して欠場に追い込まれるという憂き目に遭う。 しかし、小澤は欠場中にも関わらず11月の愛知県体育館大会で清宮を襲撃し、ヨシ・タツ率いる悪の反体制軍団【ちーむつーさうざんど X】へと加入してOZAWAと改名。 OZAWAは入門時から清宮のパワハラに晒されてきたと主張し始め、復讐を宣言。清宮の同棲中の彼女の存在を暴露したり、ファンの女性をお持ち帰りしていることを仄めかしたり、キャバクラを満喫中であったり喫煙中であったりの清宮のプレイベート写真をSNS等で公開したりとやりたい放題。 こうして嫌がらせを続けながらプロレスが持つ虚実皮膜の極地を突っ走り、今年1月の日本武道館大会では清宮を制してGHCヘビー級王座を戴冠。デビュー最短記録を更新しての戴冠劇やその規格外な試合ぶりや強烈なキャラクターはプロレス界に衝撃を生み、かつてのオカダ・カズチカの凱旋にあやかって“OZAWAショック”とNOAH公式が喧伝。 事実としてNOAHの集客・注目度はうなぎ登りであり、今大会も前売り券完売&バルコニーや立ち見までパンパンという真の超満員札止めに。OZAWAはNOAHの救世主となっている。 OZAWAの2度目の防衛戦の相手として名乗りを上げたのはガレノ。 ガレノはドクトル・ワグナーじゅにあの息子であり、GHCヘビー級王座戴冠を果たしたイホ・デ・ドクトル・ワグナーじゅにあは兄。OZAWAの暴挙に怒りを露わにし、【ALL REBELLION】へ加入して悪党狩りを宣言した正義のマスクマンだ。 しかし、OZAWAの暴露劇は止まらない。 どう見ても本人とは骨格からして違うガレノのマスクを被った人物が飲む・打つ・買うの享楽に耽る姿をSNSにアップし続けており、「GHCの権威を落とさないでくれ」などと説教をたれていた。
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1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。征矢学が遠藤哲哉からGHCのナショナル王座奪還を果たした。 遠藤哲哉はDDTのエース格であり、団体の至宝・KO-D無差別級王座も3度戴冠。小橋建太さんが率いた【BURNING】を復活させてDDT内で勢力を拡大していたが、約3年の活動の末に若手の成長を鑑みて昨年12月に発展的解散。 遠藤は2025年からDDTに籍を残しながらNOAHに参戦してさらなる高みを目指すことを宣言。小橋さんや秋山準の源流に触れて成長し、GHCと名の付くベルトを総なめしてDDTへ凱旋することを誓っていた。 遠藤が最初にターゲットとして定めたのは、GHCナショナル王座を持つ征矢学。 先月1ついたちの後楽園ホール大会では両者のナショナル王座戦が行われたが、試合中に突如ヨシ・タツ率いる悪の【ちーむつーさうざんど X】の面々が乱入。遠藤は最初こそ困惑した様子を見せていたものの、ヨシ・タツのトンファーを奪って征矢の脳天に一撃。ヨシ・タツと笑顔でアイコンタクトを交わしつつバーニングスター・プレスを決めてナショナル王座奪取を果たした。 その後、遠藤は「俺がちーむつーさうざんど Xの遠藤哲哉だ!俺はな、このNOAHのプロレスに人生メチャクチャにされたんだ。2025年、遠藤哲哉の人生をかけてプロレスリングNOAHを潰します」とNOAH壊滅を宣言。 こんな暴挙を許せるわけもなく、征矢はリマッチを要求。 遠藤は渋々これを受けつつ、征矢の妻である女子プロレスラー・日向小陽にちょっかいをかけるなどの嫌がらせを敢行。さらに前哨戦では徹底した右腕破壊を行っていったこともあり、征矢もベルトの声が聞こえ始めるなど精神的にヤられてしまっている様子だ。 怒りに震える征矢はゴングと同時にドロップキックで突っ込みデスバレーボムで追撃。 しかし、のらりくらりとかわした遠藤が場外戦へと持ち込みヨシ・タツも介入。遠藤は征矢を徹底的におちょくりながら右腕を破壊していき、場内は遠藤へのブーイングと征矢コールで満ちる。 遠藤は遠藤スペシャルからスワンダイブ式ファイヤーバード・スプラッシュと畳み掛けてシューティングスター・プレスを狙うが、征矢が追いすがって雪崩式デスバレーボム。
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Zijn er afleveringen die ontbreken?
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1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。 こぶし王は昨年末に“想い人”の存在を明かし、1月ついたちの日本武道館大会にKENTAを招聘。 2人のシングルマッチはKENTAが制したが、こぶし王は「NOAHにはKENTAが必要だ!やはりKENTAが一番輝けるのはNOAHのリング。そう俺は確信したぞ。お前を求めてるヤツが一番多いのはどこなのかな?」とNOAHへカムバック要求。 その際にはKENTAはこぶし王の手を取ることなく去ったが、思うところはあるのかNOAHへの継続的な参戦を行ってきた。 この日のセミファイナルでは、こぶし王&KENTAvs清宮海斗&谷口周平のタッグマッチが実施。 こぶし王&KENTAの【こぶしKENタッグ】としてKENTAが約10年10ヶ月ぶりにNOAH後楽園ホール大会に降臨。KENTAに触れるのが初めてとなる清宮に対し、谷口はマイバッハ谷口時代のマスクを被ってKENTAと対峙。 試合は場外戦から始まり、場内はKENTAコール&清宮へのブーイングで満ちる異様な光景に。真っ向からのエルボー合戦を制したKENTAが強烈な蹴撃で攻め込んでいき、こぶし王とのコンビネーションで躍動。2人はこぶしとこぶしを合わせて絆を確かめ合う。 しかし、谷口もマイバッハ時代を思い起こすラフファイトでイスや鉄柵を使ってKENTAをいたぶる。清宮もこぶし王との【ALL REBELLION】のチームメイト対決で気炎を上げていき、シャイニング・ウィザードを発射。これをかわしたこぶし王がアンクルホールドで切り返し蹴暴。 最後はKENTAと谷口の対面。気迫のラリアット連打を見せる谷口は刺股を使ったデッドリードライブで切り返す懐かしいムーブを見せ、谷口のチョークスラム+清宮のバックドロップの合体技を決める。さらに谷口がチョークスラムを狙うが、KENTAが谷口をGAME OVER、こぶし王が清宮をSKSで捕らえる競演を見せる。さらにKENTAのダイビング・フットスタンプ、こぶし王のPFSの連撃からKENTAがgo 2 sleepを決めて谷口からすりーかうんとを奪った。
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DDTプロレスが2月9日、宮城・夢メッセみやぎで『仙台新伝説2025 ~ずんだもち~』を開催。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が今大会で最終公式戦を迎え、Bブロックでは、高鹿佑也がTo-yを破り、大逆転で優勝決定戦(2・23後楽園)進出を決めた。 同ブロックでは、まず1勝1敗(勝ち点2)の須見和馬がNωA じゅにあの同門・夢虹と対戦。須見が勝って、高鹿も勝った場合、To-y、高鹿、須見の3人が勝ち点4で並び、さらに直接対決の戦績でもイーブンで、優勝決定戦進出者決定戦に持ち込まれる可能性を残していた。両者ともに飛び技を駆使した大熱闘となったが、15分時間切れ引き分けに終わった。須見は勝ち点3止まりで可能性が消滅した。 そして、セミファイナルでは2勝1敗(勝ち点4)のTo-yと、1勝1敗(勝ち点2)の高鹿が激突。To-yは引き分け以上で優勝決定戦進出が決まり、高鹿は勝利が絶対条件の状況だった。昨年12・11新宿、12・15大阪でのシングル戦ではTo-yが2連勝していただけに、高鹿はリベンジを果たして意地を見せたいところ。 開始間もなく、戦場が場外に移ると、To-yがブレーンバスター、チョップ連打。リングに戻ると、逆エビ固めで絞り上げた。高鹿は左腕攻めで反撃するが、To-yがトペコン・ヒーロを発射。高鹿も負けじと同じ技で返す。高鹿がインターセプトを決めれば、To-yが雪崩式コジマワンダーランド。激しいエルボーの応酬から、高鹿がランニング・エルボーバット。To-yが変型コジマワンダーランドから、コジマインパクト狙い。これを回避した高鹿が左腕をチキンウイング・アームロックで絞め上げてギブアップを奪った。この結果、両者は勝ち点4で並んだが、直接対決の戦績により、高鹿が逆転でのBブロック突破が決定。To-yの2連覇はならなかった。試合後、先にAブロック突破を決めていた正田壮史がリングに上がり、健闘を誓い合って握手を交わした。 高鹿は「勝ちました! さかのぼれば、両国(昨年12月28日)でのKO-Dタッグ王座決定戦の前哨戦でシングル、タッグ、6人タッグと何回も負けて。その度に悔しい思いをして。やっとやり返すことができて、決勝に勝ち上がることができました。
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東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホール大会を開催した。『第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』決勝戦は、享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)がマックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむ(ぽむペイラー)を破り、タッグトーナメントを初制覇。享楽共鳴は3月16日、東京・大田区総合体育館での『121000000』(ワン・トゥー・ミリオン=ワンミリ)、やましたみゆ&伊藤麻希の持つプリンセスタッグ王座への挑戦を声高に叫んだ。 享楽共鳴は1回戦で芦田美歩&七瀬千花、2回戦で長谷川美子&鳥喰かや、準決勝でHIMAWARI&鈴木志乃を下し決勝にコマを進めた。かたや、ぽむペイラーは1回戦でわたなべみう&高見汐珠、2回戦で愛野ユキ&らく、準決勝でかみふくゆき&上原わかなを破り決勝に進出した。 インペイラーが奇襲を掛けて開戦すると、場外戦に転じ、ミサヲが戦闘用チャリンコ・ハイパミ号でインペイラーに突っ込むも回避される。その後、インペイラーが規格外のパワーで押していくも、享楽共鳴も意地で応戦。再び場外に戦場が移ると、南側客席で大乱闘に。ミサヲは客席の階段をハイパミ号で降りて、インペイラーをひく。原宿が中島の後頭部にぽむ・ど・じゃすてぃすを繰り出すも、中島がこうかくど619、ダブルアーム式DDTで反撃。ミサヲは場外のインペイラーめがけて、アイアムアヒーローを見舞って動きを止める。そして、中島が原宿にダイビング・セントーンを叩き込んですりーかうんとを奪った。実力のあるチームながら、過去4回、なかなかタッグトーナメントで結果が出せなかった享楽共鳴だが、5年目でついに栄冠を手にした。 優勝したことで、享楽共鳴は3・16大田区でのプリンセスタッグ王座挑戦権を手にした。ただ、王者組のワンミリは9日(現地時間)、チリ・サンティアゴでサーラ・フェニックス&パンドラと防衛戦を行うため、享楽共鳴はその勝者チームに挑むことになる。 中島は「ミサヲと組んでから、享楽共鳴は楽しくて。楽しいのに勝てないのがもどかしかった。やっと一番上まで来れました。2年前の(タッグトーナメント決勝の)リベンジというか、ミリオンとやった後楽園が心にとげになってて。山下も伊藤ちゃんもいいヤツなんだけど、121000000大嫌い! ベルト獲りたいです!」とマイク。ミサヲも「ようやくとげを抜くときが来ました。
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東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホールで『第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』」を開催した。インターナショナル・プリンセス新王者の鈴芽がジェイダ・ストーンの挑戦をしりぞけ、初防衛に成功。3月16日、東京・大田区総合体育館で「でいじーもんきー」のタッグパートナーである遠藤有栖とV2戦に臨むことが決定した。 ジェイダは1・19品川大会での6人タッグ戦で鈴芽から直接勝利を挙げ、挑戦表明。それを鈴芽が受諾して今大会での初V戦が決まった。 驚異的な身体能力を持つジェイダは間髪入れず、ドロップキック、ブレーンバスター、低空ラリアット、側転エルボーなどで怒涛の攻め。鈴芽はドロップキック、フェースクラッシャーで反撃し、ミカヅキ流星群を見舞うもジェイダにキャッチされてしまう。鈴芽は丸め込みで切り返そうとするも、ジェイダがバックフリップで叩きつける。さらにジェイダはコーナーからムーサルト・アタック、変型ゴリ―スペシャルで締め上げ、必殺のスパークスタナーを狙うも鈴芽が阻止。そして、鈴芽がフェースクラッシャーからリング・ア・ベルをズバリと決めてすりーかうんとを奪取した。 試合後、セコンドに就いていた遠藤がリングに上がり、「鈴芽さん、防衛おめでとうございます。そのベルトに挑戦させてください!」とアピール。鈴芽は「私も言おうと思ってたよ。ジェイダから防衛できたら、絶対伝えようと思ってたよ。3月16日、そこしかないでしょ。大田区総合体育館でこのベルトかけてシングルしよう!」と快諾し、パートナー対決が決まった。 バックステージで鈴芽は「ジェイダと戦ったおかげで、自分の世界がすごく広がった気がしています。まだまだ世界にぶつかっていくには足りないところばかりだと思ったけど、私の防衛ロードはチャレンジロードでもあるので。どんどんチャレンジしていきたい」と意欲。そして「遠藤有栖、このベルトをとる前から、いつか2人でシングルのタイトルマッチしたいねって話してて。それが夢じゃなくなったんだなって。ビッグマッチは有栖しか相手いないと思ってたので。先に言われちゃったけど、同じ気持ちだし。絶対守る気持ちでいます」とパートナーとの防衛戦に思いを馳せた。 挑戦が決まった遠藤は「鈴芽さんが防衛したら、挑戦しにいこうと思ってたから。防衛するって信じてた。
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東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホールで『第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』を開催した。3月16日の東京・大田区総合体育館で、瑞希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む辰巳リカが初の前哨戦を制するも、慎重な姿勢を見せた。 辰巳は1・11神戸での次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を手にしたが、瑞希との王座戦はシングル初対決となる。この日、辰巳は凍雅と組み、瑞希&HIMAWARIと激突。瑞希が辰巳に場外めがけたクロスボディを決めれば、辰巳は低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固めで攻撃。瑞希がフットスタンプを見舞えば、辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパーに移行も瑞希が脱出。辰巳は旋回式バックブリーカーで瑞希を排除すると、HIMAWARIに延髄斬り、ツイスト・オブ・フェイトを決めて勝利をもぎ取った。 バックステージで辰巳は「みずぴょんから取りたいなって攻めたんですけど、途中でこのままじゃダメかなって思ってしまったのがあって。狙いをHIMAWARIに変えて、チームでは勝てたという感じでした。だけど、他のすべては3・16で出し切りたいと思っているので、そこにあとは全部ぶつけたいなって考えてます。今日はみずぴょんの王者としてのすごみっていうのも目の当たりにしたので。残りの時間をどう大事に過ごしていくかにかかっているので、アプローチをどうしていくか、しっかり考えて過ごしていきたい」と発言。 一方、瑞希は「私は形になってるものとか、自分が直接感じてないと信じれないところがあるんですけど。リカさんの愛ってすごいゆがんでると思ってて。それは本当に愛なのかどうかが分からないから、リカさんといまだにこうやって打ち解けられてないのかなって思うんです。たぶん、それは自分も嫌われたくないから、全部をさらけ出してないと思うので。リカさんが今日真っすぐ向かってきてくれたのを見て、私も真っすぐ向き合って。全部さらけ出したうえで、それでも好きだって思ってくれたらうれしいし、嫌いになられたら嫌いになられたで仕方ない。私はちょっと向き合い方を、もう一度考えながら3・16挑みたいと思います」とコメントした。
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DDTプロレスが2月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで『SETSUBUN MATCH 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)のAブロックでは、2023年覇者の正田壮史が先輩の中村圭吾を破って2連勝を飾り、「DGC」全勝優勝を宣言した。 この日、同ブロックでは、まず第2試合でイルシオンと石田有輝が対戦。試合開始直前、イルシオンはイスでレフェリーを殴り、レフェリーが昏倒すると、石田にイス攻撃の雨あられ。怒った石田は張り手連打で返していく。ここで、レフェリーが蘇生して、ようやく開始のゴングが鳴らされる。イルシオンがイスを手にすると、石田が炎掌でイスの底をぶち抜く。さらに石田はイルシオンに炎掌を叩き込んですりーかうんとを奪い、リーグ戦初勝利(1勝2敗)をマークした。イルシオンは1勝1敗(勝ち点2)で足踏みとなった。 続いて、メインイベントで正田と中村が激突。開始間もなく、両者は場外でミドルキックの応酬。中村の蹴りが鉄柱に誤爆すると、正田が場外で垂直落下式ブレーンバスター。リングに戻ると、中村は飛びつきDDT、ダイビング・ヘッドバット、キック連打で攻め立てる。正田はジャーマンから正田のチカラKOBUムキムキ狙いも、中村は丸め込みで切り返すがカウントは2。さらに、中村はハイキック、変型リバース・フランケンシュタイナー、串刺しダブルニーもキャッチした正田がコーナーにパワーボムで叩きつける。ヒザを叩き込んだ正田は強引に正田のチカラKOBUムキムキを見舞いピンフォールを奪取した。中村は1勝2敗(勝ち点2)で脱落となった。 この結果、正田は2勝0敗(勝ち点4)でAブロック単独首位。最終公式戦(9日、仙台・夢メッセみやぎ)でイルシオンに勝てば文句なしの全勝で優勝決定戦に進出する。イルシオンは正田に勝てば、2勝1敗で並び、直接対決の戦績により、逆転で優勝決定戦に勝ち上がることになる。 締めのマイクを託された正田は「みんな強すぎる。俺の今回のDGCの目標の一つは、最高の大会を更新することでした。今のところ更新しまくりでしょう。でも、最高を更新した最後に優勝するのはこの俺。その後、クリス(ブルックス)から、KO-D無差別級のベルトとるぞ。
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DDTプロレスが2月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで『SETSUBUN MATCH 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)のBブロックでは、崖っぷちの高鹿佑也が初勝利を挙げ、優勝決定戦進出に向け望みをつないだ。 開幕戦(2・4新宿)で後輩の須見和馬に敗れて黒星スタートとなった高鹿は、この日、17歳の誕生日を迎えた現役高校生レスラーの夢虹と対戦。夢虹は打点の高いドロップキック、フランケンシュタイナー、場外めがけたムーサルトアタックなど得意の空中戦で攻め込んだ。一方、高鹿は徹底した腕攻めで追い込んでいく。夢虹はバズソーキックから顔面へのドロップキックもカウントは2。立て直した高鹿はチキンウイング・アームロックで腕を締め上げてギブアップを奪った。 これで高鹿は1勝1敗(勝ち点2)となり、最終公式戦(9日、仙台・夢メッセみやぎ)で、2勝0敗(勝ち点4)で単独トップに立つTo-yに勝てば、直接対決の戦績により逆転できる。ただ、1勝1敗(勝ち点2)の須見も2・9仙台で夢虹に勝てば、他力本願ながら、わずかな可能性を残す。2連敗となった夢虹は脱落が決まった。 高鹿は「勝ちました。9回裏、1点ビハインド、ツーアウト満塁、一本返して同点。次、明日、To-yさんに勝てれば逆転サヨナラ満塁ホームランだ! 俺が勝ってブロック代表、DGC必ずてっぺん獲ってやる」と絶叫した。
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9日、東京・後楽園ホールにて全日本プロレス『エキサイトシリーズ2025【開幕戦】』が開催。メインイベントではあおやぎゆうま&青柳亮生兄弟が、斉藤ジュン&斉藤レイの持つ世界タッグ王座に挑戦した。 全日本プロレスは兄弟レスラーとの縁が深い。 かつては百田義浩&百田光雄、征矢学&征矢匠が存在し、現在はあおやぎゆうま&青柳亮生、斉藤ジュン&斉藤レイという2組の兄弟レスラーが所属している。 双子の大相撲力士レスラー【SAITO BROざRS】斉藤ジュン&斉藤レイはともに190cm・110kg超えの大型選手として全日本の未来を背負って2021年6月に2人同時デビュー。 体格に恵まれただけではなく実力やビジュアル面も折り紙付きの2人だが、お茶目なその性格も愛されており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。 あおやぎゆうまは2014年12月にデビューし、現在は2度の三冠ヘビー級王座戴冠歴を持つなどヘビー級戦線の中核選手へと成長。 “陰湿キャラ”として強い個性を持ち、試合だけでなくリング内外の言動にも注目を集めるトリックスター。 4歳年下の弟である亮生は2019年1月にデビューし、怪我に泣きながらも業界屈指のハイフライヤーに成長。2度の世界ジュニア王座戴冠などジュニア戦線のトップを走りつつ、ゆうまとは天龍プロジェクトが管理するUNタッグ王座を戴冠するなど兄弟タッグとしても結果を残している。 斉藤兄弟はジャンボ鶴田&谷津嘉章が持つ世界タッグ王座最多連続防衛回数(7回)に並んでおり、今回防衛すれば約35年間抜かれていなかった記録を更新する快挙。青柳兄弟が王座戴冠を果たせば記念すべき第100代王者となり、どちらが勝っても偉大な歴史にその名を刻むことになる一戦となっていた。 試合は体格で劣る亮生がスピードで翻弄しつつ青柳兄弟が連携攻撃で攻め立てる。ダブルのミサイルキックから掟破りのDOOM(ダブルインパクト)を狙うが、何故かゆうまがコーナーに上り亮生がジュンを肩車しようとする。亮生はそのまま潰れてしまい、斉藤ブラザーズは本家DOOMをゆうまに叩き込む。
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8日、東京みやこ・新木場1stRINGにて学生プロレスのオールスター大会『学プロALLSTARS』が開催された。 学生プロレス(以下学プロ)とは、大学生・短大生・専門学生などがサークル活動・部活動といった形を取って行うプロレス活動の1つ。学園祭内でのプロレス大会の実施が活動の中心となっているが、近年ではプロが使用する会場で自主興行を行うことも多い。 関東においては、かつてジャイアント馬場さんから教えを受けたMEN'Sテイオーが古巣のUWF関東学生プロレス連盟へ指導ノウハウを持ち込んだことから技術が体系化。その技術は今日に至るまで先輩から後輩へと口伝で受け継がれており、年々そのレベルは向上中。 卒業後には学プロOBらが主さいするアマチュアプロレス団体で選手活動を続けるための環境も充実している他、プロテストを受けて正式にプロレスラーとなる例も珍しくない。 また、全国各地のローカルインディープロレス団体などでも学プロ出身者が指導に携わっていることが多く、“学生プロレス”という文化はプロレス界の裾野を広げている立役者と言っても過言でない。それどころか、新日本プロレスの社長である棚橋弘至(ターナー・ザ・インサート等)、スターダム社長の岡田太郎(スティーブ・OH粗チン)も学プロ出身であり、プロレス界の中核に食い込んでいると言える。 かつて各大学のプロレス同好会・研究会が一同に会す『学生プロレスサミット』が地上波でも放送されていた時代があり、2008年にUWF関東学生プロレス連盟(早稲田、慶応、駒沢、法政、東海、中央、東洋など)、SWSガクセイプロレス(帝京など東京みやこ多摩地区の大学を中心)、日本大学プロレス研究会(NUWA)、一橋大学世界プロレスリング同盟(一橋大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京大学、津田塾など/HWWA)の関東圏の団体により復活。 2017年の記念すべき10回目の大会では九州産業大学プロレス研究部(KWF)を加えた5団体にて開催し、後楽園ホールを満員にする盛り上がりを見せていた。 だが学プロからプロになる選手も出始めると本格志向が広がり始め、その最中に怪我が起きたことなどから学プロサミット2018が中止に。その後は復活することなく、新型コロナウイルスの蔓延により文化祭なども中止になると学生プロレスサミットは記憶から薄れていった。
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7日、東京みやこ・新宿FACEにてマリーゴールド『New Years Golden Garden 2025』が開催。ビクトリア弓月が松井珠紗を下してスーパーフライ級王座(軽量級王座)の2度目の防衛に成功した。 弓月はスターダムで2023年11月にデビューし、その年の新人王を獲得するなどポテンシャルの高さを見せた期待の若手。 キャリア半年に満たない時期にマリーゴールドはたあげげに合流するなど胆力も高く、柔道をベースとした確かな実力にハイスピードファイトも駆使。キャリア2年目に入ったばかりとは思えない弓月の試合ぶりには業界著名人の誰もが太鼓判を押す。最近は『ヤンマガWeb』でグラビア特集が組まれるなどビジュアル面でも注目が集まりつつあり、リング内外で女子プロレス界を背負って立つことを期待される存在だ。 そんな弓月は王座創設当初からスーパーフライ級王座を狙い続けており、初代王者の翔月なつみと激しい抗争を展開。2度のフルタイムドローを経て今年1月の大田区総合体育館にてついに翔月を撃破。3度目の正直で悲願の王座戴冠を果たしていた。 弓月が2度目の防衛戦の相手として迎え撃ったのは松井珠紗。 松井もスーパーフライ級王座には創設時から強いこだわりを見せており、初代王者決定トーナメント決勝戦まで駒を進めていた実力者。実力や発信力ではトップクラスのはずなのに結果が出せないことに思い悩む松井にとって、スーパーフライ級戴冠は上に突き抜けていくために絶対に獲りたいベルトだ。 試合は序盤から松井がヘアホイップ連発からフェイスロック、ストレッチ・マフラーと弓月のペースを乱しつつサブミッションでじわじわと削っていき、エプロンを使っての場外ハングマンDDTを見舞うなど優位展開を作っていく。 ダイビング・フットスタンプやマ・ツイカワイストラルなど大技で畳み掛けて必殺のMKDまで決めていくが、弓月はこれをカウント1で返して反撃の狼煙。勢い収まらぬ松井の猛攻をしのぎきり、鋭いトラースキック連打からジャーマン・スープレックス・ホールド、3連式ムーンサルト・プレスと必勝パターンに持ち込んで激勝。 残り11秒というギリギリの中で完璧なすりーかうんと。初のシングル戦メインイベンター、しかも王座戦というプレッシャーを跳ね除けた弓月が2度目の防衛に成功した。
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6日、東京みやこ・新宿FACEにて『P.P.P. TOKYO Treasure & Party―夢の扉が拓くとき―』が開催。ちゃんよたと高橋奈七永が最後のシングルマッチを行った。 ちゃんよたはPPPで初めてプロレスを観戦し、『私もカッコよくて強いだけじゃなくて、すごくキレイで華のある女性になりたい』と憧れプロレスラーの道へ進み、パワーリフティングの全国大会にも出場。フワちゃんのプロレスデビューで話題を集めたスターダムにも参戦すると横浜アリーナでの試合も経験し、朝倉未来主催の『BreakingDown』への出場や、マッスルゲートなどボディコンテストにも挑戦している。 RIZINファイターの渡辺華奈から新必殺技『チャンカーナ』を伝授され、永田裕志からはナガタロックを直伝されるなど強さにも磨きをかけており、自身のプロデュース大会は超満員札止めを記録するなどプロレス界でもスター街道を突っ走っている最中だ。“筋肉系Youtuber”としても15万人以上の登録者を誇り、セクシー女優としても活躍していたが2024年9月に引退しプロレスやボディビル活動に注力することとなった。 女子プロレスラーとしてだけでなく生物としての“最強”を目指すちゃんよたは、“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永との対戦を熱望。昨年3月に開催した自身のプロデュース興行にてタッグマッチで初対戦が叶った。 この試合前には、奈七永を最も良く知る中西百重さんの夫である大江慎さんとの特訓で新技『奈七永クラッシャー』(※ストマック・ブロックからの顔面踏みつけ)を編み出すなど気合十分で臨んだが、奈七永の冷蔵庫爆弾の前に敗北。 試合後には奈七永が「想像を超えてこなかった」と厳しい評価を下しながらも「この先何年か経って振り返ったときに、あのときの悔し涙があったから今があるっていつか思えるように、お前らはこの先しっかり努力して筋肉も心も磨いていけ!」とエールを贈っていた。 昨年12月には、奈七永が2025年5月24日のマリーゴールド代々木体育館大会での引退を表明。悲願であった奈七永超えをまだ果たせていないちゃんよたは、最後のチャンスとして奈七永にシングルマッチを要求。奈七永も次の時代にパッションを伝えていくべく、ちゃんよたの前に立ちはだかった。
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DDTプロレスが2月5日、東京・新宿FACEで『NEXT STEP GAME 2025』を開催した。悪党軍団ダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANON&MJポーが、秋山準&HARASHIMA&松永智充を破り、KO-D6人タッグ王座の5度目の防衛に成功し、永久保持を宣言した。 佐々木組は松永を標的にいたぶるも、踏ん張った松永はKANONにラリアットを連発するなど奮闘。KANONを捕獲すると、松永がバックドロップ、HARASHIMAがそうまとう、秋山がエクスプロイダー、さらに松永がセントーンを繰り出して追い込むもカット。松永がKANONとのラリアット合戦で打ち勝つも、佐々木が場外から松永をイス殴打。KANONはスリーピーホロウからコブラツイスト2.0で絞め上げて、松永からギブアップを奪った。 V5を達成した佐々木組は、過去に第19代王者組(いりえしげひろ&いしいけいすけ&たかおそうま)、第52代王者組(さかぐちゆきお&赤井沙希&岡谷英樹)がマークした同王座の最多防衛記録の「5」に並んだ。 マイクを持った佐々木は「松永は俺の後輩だ。あんな奴に負けちゃいけねぇ。あんな即席チームに負けちゃいけねぇ。俺たちは5度目の防衛だ。俺たちを超えるチームなんか存在しない。この世に俺たちの絆を超えるチームなんか存在しない。俺たちは1万回防衛だ。誰かが死ぬまで防衛するんだ!」とキッパリ。KANONは「5回防衛。DDTの歴史に並んだぞ。最多防衛記録に並んだらしいぞ。1万回でも、1000万回でも、オマエらが飽きるまで防衛し続けてやる。このことは覚えとけ! ダムネーションT.A、フォーエバー!」と勝ち誇った。 バックステージで佐々木は「当然のように俺たちの防衛だよ。次の挑戦者すら出てこない。つまり俺たちが死ぬまで一生ってことだ!」、KANONは「6人タッグのベルトは俺たちが愛して、オマエらが飽きて“見たくないよ”って言うまで、このベルト持っててやる。今後もこの光景が続くぞ」と言い放った。 一方、秋山から「また行くのか?」と問われた松永は「行きます。この3人で仮で“中年隊”と名前決めて、とったら発表しようと思ってたんですけど…。この2人に組んでいただいて、僕が結果出さなきゃいけなかったんですけど。僕はあきらめません。またお願いします」と再チャレンジを期した。
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DDTプロレスが2月5日、東京・新宿FACEで『NEXT STEP GAME 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025」(以下、DGC)のBブロック公式戦で、前年覇者のTo-yが須見和馬を下して、開幕から2連勝を飾り、連覇に向け視界良好となった。 前日(2・4新宿)の開幕戦で夢虹に完勝して好発進したTo-yは、先輩の高鹿佑也から殊勲の星を挙げた須見と激突。勢いに乗る須見は飛びつきフランケンシュタイナー、ステージ席からのトペ、リングに戻っての正調トペと得意の空中戦で攻め込んだ。To-yはチョップ合戦で打ち勝つと、コジマワンダーランドからコジマインパクト狙いも、かわした須見がスク~ルボ~イで丸め込むがカウントは2。さらに須見はカナディアン・デストロイヤー、スク~ルボ~イ連発もフォールは奪えず。To-yはコジマワンダーランド、変型コジマワンダーランド、そしてコジマインパクトですりーかうんとを奪った。これでTo-yは勝ち点を4に伸ばし、残る公式戦は2・9仙台での高鹿戦のみとなった。 To-yは「須見、最高に楽しかったよ。この先も俺らは仲良しこよしだ。あと1勝したら、その先はブロック同士で優勝決定戦。優勝したらクリス・ブルックス、もうすぐおまえの前に立てるぞ。それを楽しみにして、DGCを楽しんでるんだ。でも、最大の興奮はKO-D無差別級のタイトルマッチに残してるんだよ。クリス、おまえを潰してやるからな」と優勝の先をしっかり見据えた。 敗れた須見は「今日To-yさんに負けて1勝1敗。To-yさんに100%以上全力で出したんで後悔はないです。残り、夢虹さんに勝ったら4点。まだまだ決勝にいける可能性が残ってる。俺のDGCは終わらないんで見ててください!」と残り1戦での必勝を誓った。 また、Aブロック公式戦では初戦敗退スタートの中村圭吾と石田有輝が激突。石田が相撲さっぽうで攻め立てれば、中村はキックで応戦。エルボー、ヘッドバットの打ち合いになり、石田の炎掌をかいくぐった中村が変形十字架固めで丸め込んで勝ちどきを挙げた。中村は1勝1敗(勝ち点2)で望みをつないだが、2連敗を喫した石田の優勝決定戦進出は絶望的となった。中村は「勝ったぞ! やっと勝ち点2をゲットしました。
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5日、東京みやこ・新木場1stRINGにて『ACTwrestling Step54 新木場公演』が開催。茉莉が石川はるかを下してキング・オブ・リングエンターテイメント王座の3度目の防衛に成功した。 茉莉はREINA女子プロレスで2015年にデビューし、2018年にアクトレスガールズ所属に。2021年末にアクトレスガールズがプロレス団体としての活動を休止すると、プロレスラーとしての活動は辞めることなく“アクトレスガールズ”として専念。現在はKING王者としてアクトレスガールズの“強さの象徴”として君臨している。 今回の挑戦者である“おっとり?はんなり? 爆弾系女子”石川はるかは、元JDスターの女子プロレスラーMARUが主催する劇団に役者として出演したことで茉莉と知り合い、約1年半のトレーニングを積んで2022年5月にアクトレスガールズでプロレスデビュー。 役者としては「役に入り込みすぎてしまう」と語る石川だが、その感情の爆発力から出る表現力はかなりのもの。普段とのギャップから“おっとりはんなり爆弾系女子”の異名を取っている。 だが石川は自分自身を表現する事がリング上では難しいのか、いい試合はするものの一歩引いたポジションに甘んじたまま2年以上が経過。そんな自分の殻を破るべく石川は茉莉の持つKING王座に挑戦表明。石川のデビュー戦の相手でもありタッグパートナーでもあった茉莉は石川の感情の爆発を受け止める姿勢を見せていた。 KING王座ことキング・オブ・リングエンターテイメント王座は、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(1歳)がコミッショナーに就任し昨年10月に創設された王座。 さすがに新木場1stRINGにKINGくんは来場出来なかったため、この日はアクトレスガールズのスペシャルオブザーバーであるプリンセス天功さんがコミッショナー代行を務めた。 石川が奇襲をかけたことで試合が始まるが、茉莉は余裕を持って迎撃。巧みなグラウンドで制圧し、すぐに息が上がってしまった石川に情け容赦ないサッカーボールキック&チョーク攻撃と徹底的に潰しにかかる。 それでも石川は変形クロスヒールホールドで茉莉の足を潰していき、得意のセントーンをヒザに放つなど一点集中で食い下がる。
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5日、東京みやこ・新木場1stRINGにて『ACTwrestling Step54 新木場公演』が開催。昨年2月ついたちに亡くなった朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。 朝陽さんはアイスリボンで2017年に14歳で“飛翔天女”豊田真奈美を相手にデビュー。身体能力の高さと歯に衣着せぬ発言でファンの感情を動かす独特なキャラクターで人気となり、“飛翔天女二世”藤本つかさの後継者としてアイスリボンのエース候補に名を連ねていた。 しかし2023年に行われるはずだったアイスリボンとアクトレスガールズの提携が解消されたことを機に朝陽さんはアクトレスガールズにレンタル移籍。そのままアイスリボンには参戦せずプロレスラーとしては活動を休止し、同年9月にアクトレスガールズに完全移籍。松井珠紗&山田奈歩とともに【てっぺん☆】を結成し、当時絶対王者であった同期の青野未来の牙城を崩すべく努力していた。 そんな朝陽さんだが、昨年2月ついたちに不慮の事故で帰らぬ人に。この前日にはアクトレスリングの公演にも出演していただけに、突然の訃報にはファンの間に悲しみが走った。 朝陽さんが亡くなってから風景が大きく変わったアクトレスリングだが、仲間を想う気持ちは不変。今公演のオープニングでは朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。 その後は朝陽さんの入場曲に乗ってダンス。皆でてっぺん☆を指さしたり、朝陽さんのムーブであった選手コール時の祈りを捧げるポーズを取って朝陽さんへの気持ちを表現。 その後は、プライベートでも非常に仲良くしていた入江彩乃が選手を代表して挨拶。 入江は涙で声を詰まらせながら「朝陽……そっちはどうですか?プロレス、楽しんでますか?私たちもそれぞれいろんなことがありながら頑張っています。これからもずっと見守っていて下さい。そして、側にいてね。アクトレスガールズはこれからもそれぞれ頑張っていきます!朝陽、大好きだよッ!」と熱い気持ちを叫ぶ。 その後は10カウントゴングが打ち鳴らされ、選手&ファンが黙祷を捧げた。
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DDTプロレスが2月4日、東京・新宿FACEで『DDT Meet&Greet&Fight February』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が開幕し、Bブロックでは高鹿佑也が後輩の須見和馬に不覚を喫し、早くも断崖絶壁に立たされた。 アニマル浜口ジム出身の高鹿は2021年4月1ついたちにデビューし、同12月には遠藤哲哉が率いたバーニングに加入。遠藤や秋山準の指導を受け、DDTの有望株としてメキメキと力をつけていった。2023年の「DGC」では優勝決定戦まで進むも、後輩の正田壮史に敗れた。同11月に左ヒジを負傷し長期欠場し、復帰後はなかなか浮上できない時期が続いた。昨年12月にはKO-Dタッグ王座決定戦を巡って、先輩のTo-yとバチバチの戦いを繰り広げたが、ベルト奪取はならず。所属していたバーニングは解散し、兄貴分の遠藤はプロレスリング・ノアへ戦場を求めた。後輩の台頭も目立つなか、後がない高鹿としては、なんとしても今回の「DGC」で結果を残したいところ。 初戦の相手はデビュー月で1年半後輩の須見。序盤から高鹿は腕を攻めていき、トペ敢行も阻止され、逆に須見のトペを食らう。それでも須見の腕を攻め立てた高鹿は反り投げ、スワン式エルボー、野球チョップと攻め込むが、須見も丸め込み連発で対抗。高鹿はランニング・エルボーバット、変型フィッシャーマンズ・バスターとたたみかけるも、カウントは2。耐えた須見は変型DDT、トラースキックから必殺のスク~ルボ~イで丸め込んで電撃のすりーかうんとを奪取。先輩から殊勲の星をマークして、勝ち点2をゲットした。 優勝を狙ううえで、手痛い黒星スタートとなった高鹿は「負けた。俺はあきらめてないからな。残り2つ勝てば可能性あるんだろ。まだまだだ!」と絶叫。残りの公式戦は2・8横浜での夢虹戦、2・9仙台でのTo-y戦となるが、優勝決定戦に進むためには、もう1敗もできない状況に追い込まれた。 会心の白星発進となった須見は「高鹿さん、一番苦手で、一番きつい相手に勝つことができました。まずは初戦突破。明日、To-yさん、仙台で夢虹さん。俺は全員に勝って、このDGC、てっぺん取るんで見ててください」と優勝宣言。
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DDTプロレスが2月4日、東京・新宿FACEで『DDT Meet&Greet&Fight February』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が開幕。Aブロックでは、悪党軍団ダムネーションT.Aに所属するイルシオンが凶器攻撃ざんまいで先輩の中村圭吾に完勝した。 中村は2019年10月19日にデビューしたが、2度もヒザの大ケガを負い、長期欠場が重なったため、後輩の後じんを拝すことが多くなっていた。今回の「DGC」前には師事する青木真也と合同トレを敢行するなど、並々ならぬ決意で臨んだ。かたや、イルシオンは「DDTeeeen!!」で夢虹らとともに鍛錬を積み、2021年8月2ついたちにデビュー。両者のキャリアは約2年の差があるが、イルシオンは昨年10月にダムネーションT.Aに加入し、ヒールとして頭角を現してきた。 奇襲を掛けたイルシオンは鉄柱に中村の左足をぶつけ、イスでぶっ叩く。その後も、場外で中村の左足をいたぶった。耐え抜いた中村はミドルキック連打、サードロープを利したダイビング・ヘッドバット。さらに中村は飛びつきDDT、ダイビング・ヘッドバットもカウントは2。中村がヘッドバットの雨あられを浴びせると、イルシオンはドロップキックでレフェリーを吹っ飛ばし昏倒。チャンスと見たイルシオンはイスを手にするも、中村がハイキックで阻止し、ダイビング・ヘッドバットにいくも自爆。イルシオンはイスで頭、足、頭と殴打。最後はスワントーンボムを決めてトドメを刺して、勝ち点2を挙げた。 バックステージでイルシオンは「優勝したくないとか散々言ったけど全部ウソ。俺は去年の年末から溜まってる、あのクソユニット(シャーデンフロイデ・インターナショナル)への恨みがいまだに晴らせてない。こんなザコどもを倒すだけで、佐々木(大輔)さんに勝ったクリス(ブルックス)の目の前に立てるなら、めっちゃお得じゃん。優勝、KO-D無差別級狙ってるから。シャーデンフロイデのクソユニットどもを、俺たちダムネーションT.Aがぶっ壊してやる。このリーグ戦もぶっ壊してやる」と言いたい放題。イルシオンは今後、2・8横浜での石田有輝戦、2・9仙台での正田壮史戦を控える。
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ダブプロレスの谷嵜です。先日2日(日)に名古屋では初となったEDIXプレゼンツ大阪ミクスチャin名古屋UたっぐEを開催しました。去年8月に神戸リングソウルで深夜に開催した大阪ミクスチャでの興奮覚めやらぬ頃にイベントスポンサーであるEDIX様に煽られ火を付けられた感じで名古屋でも!と声をかけて頂き、ぼんやりと話があがり10月頃に本格的に発案、企画が始まりました。そこからプロデューサー兼全てを統括する立場となり、いつものように細かく構成を考えキャスティングを考えオファーをしていき準備が始まり、いつもそれが頭の中にある状態で、他の試合をこなしつつも準備や打ち合わせ、営業等で何度も名古屋に足を運び、スポルティーバさんでも試合と告知宣伝もさせて頂いたりと。頭と体が張り詰めた状態で過ごしてました。気が付けば一瞬で月日は流れて当日を迎えていた感覚です。そんなに規模が大きいイベントではないですが、やるからには完璧で唯一無二なものを毎回提供したいと思ってまして、プロレスと他のジャンルを互いにウィンウィンになるよう相乗効果でフロアの熱が上がるように絡み合うような綿密に作ったタイムテーブルを選手演者や照明、DJ、スタッフの皆に、演出等をここはこんな感じで事前にとわりと細かく伝えてました。当日は各々が伝えた以上のポテンシャルを発揮してくれたおかげで全てが繋がっていきました。ジャンルの違う人達がそれぞれ役割のバトンを最初から最後まで熱を帯びて加速して回して行ってくれたプロフェッショナル達の仕事に現場監督をしながら場内をウロウロしながらも感動してたし、震えっぱなしでした。ミクスチャ初参加の選手もこのイベントの趣旨をしっかりと理解してくれて頼もしかったし、試合中の音も任せた若手フィメールギャルDJ Makittyちゃんは伝えていた以上の音のバランスとセンスで試合DJが初とは思えないくらい闘いにベストマッチングさせてくれたし、DJタイムも本人の個性とこちらの要望を上手く混ぜてくれるセンスを感じたし、急遽お願いしたオープニングを回してくれたMYWAYのDJ BEEFさんも要望と個性を混ぜてしっかりとその空気を作ってくれて開場からフロアをしっかりと熱くさせてくれていました。
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