僕と君は青き世界の中で覚めない夢を見ていたんだ。前を見ることさえ出来なくなった十代の男女が互いの傷を共有して少しずつ前を向いて歩いて行く。この物語は社会のレールから蹴落とされた若者の怒りと哀しみに満ちた叫びである。