Afleveringen
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《あらすじ》交通事故で負傷した長子は、弥生が務めている病院に入院している。卒業試験を受けることを諦めていたが、二人の男友達の協力を得て、試験を受けられることに。
一方「幸楽」へ久子と邦子が揃って顔を出す。姉妹はグアムへ一緒に旅行しようとキミを誘うのだった。 -
《対談》登場人物のセリフが長く、出演者泣かせで有名な橋田壽賀子の脚本だが、実はナレーションも10行以上に及ぶこともあり、俳優のセリフのように覚える必要はないが、一人読みにも工夫が必要だと山根基世は語る。ナレーションには句点「。」がないので、意味の切れ目を探しながら読み、息継ぎをするとのことだ。今回は長子が交通事故にあい、入院する。知らせを聞いた母親の節子と4姉妹が病室に駆け付け、女性ばかり6人が勢揃い。母と姉妹たちのセリフが入り混じるシーンをどのように読み分けるのか。難しかったと語る山根。今回の聞き所。
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Zijn er afleveringen die ontbreken?
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《あらすじ》翌日、大吉と節子が病院に行くと、交通事故の加害者、遠山昌之が謝罪のために現れた。平身低頭で謝る遠山だったが、大吉は激怒し、追い返す。続いて、長子のテニス仲間の学生二人が見舞いに来る。長子は病院から出られないので、大学卒業に必要な試験が受けられないと嘆く。
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《あらすじ》長子が入院したと連絡を受けて、節子、文子、葉子、五月も病院に駆け付ける。長子は足を骨折したものの、口は達者で元気である。ほっとする節子と姉妹たち。だが、大吉だけは連絡が取れず、病院に来ることができなかった。その夜、酒も飲まずに遅く帰宅した大吉を節子はいぶかしく思うのだった。
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《あらすじ》野田家では弥生が働きに出たことで、家族の仲がぎくしゃくしたままだ。家事と仕事の両立の難しさを感じながらも、弥生が病院で忙しく働いていると、長子が交通事故にあい救急搬送されてきた。院内に緊張が走る!
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《あらすじ》家を飛び出したものの行き場所のない大吉は馴染みの小料理屋「おたふく」で長居をしていた。女将の咲枝にきんぴらごぼうの作り方を教えてもらい、上手くできたとほめられ喜んでる。それを食べさせようと大吉は五月と勇を「おたふく」に呼び出した。大吉の気性をよく知る咲江は、五月が一緒であれば大吉も家に帰りやすいだろうと五月に話す。
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《対談》今回は大吉が話題の中心に。定年を目前にして会社にも家庭にも居場所を無くすサラリーマンの悲哀が描かれる。大吉さんを「背中から抱きしめてあげたい」と山根基世。番組が放送された時代にこのテーマを取り上げた橋田壽賀子の先見性に感心するとともに、今も解決策の見当たらない問題だと山根は語る。
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《あらすじ》翌日。大吉が酔い覚ましの風呂から上がってくると、節子と長子の視線が冷たく突き刺さる。節子は大吉に、文子から迷惑なのでもう亨を誘わないでくれと電話があったと伝える。長子も同様の電話が弥生からもあったと母親に続く。良は深酒のため父兄参観を欠席してしまったのである。娘婿と飲んで何が悪いと開き直る大吉だったが、分が悪く家を飛び出した。
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《あらすじ》大吉と良、亨の飲み会は終電が近づいていた。三人は女将が特に調理したきんぴらごぼうに舌鼓を打つ。深酒をした大吉が騒々しく帰ると、長子が起きてきて父親を叱る。高橋家では亨の帰りが遅いのは文子のせいだと、文子が年子に責められる。野田家では泥酔した良が着替えもせず、床で寝ていた。その朝、早く出勤する弥生は、父兄参観に遅れないようにと良に釘を刺して出掛かける。
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《あらすじ》野田家では、弥生とあかり、武志が一緒に食卓を囲むため良の帰りを待っていた。ところがその頃、大吉の行きつけの小料理屋「おたふく」で大吉と良、亨が乾杯し大いに盛り上がっていた。野田家では、仕方なく弥生たちが食事を始めていたが、武志が良の帰りが遅いことに不満を漏らすと、弥生は仕事だから仕方ないとたしなめるのだった。
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《あらすじ》ある朝、五月は二人の男が「幸楽」の表で測量をしていることに気づいた。何のためにしているのかと問うと、直ぐ引き上げていった。その日の昼休憩。健治の知人だという不動産業者が現れる。遺産相続について健治に相談されたのだと言い、店内を品定めしだした。キミは怒り、男を追い出した。
一方、野田家では、弥生が良に武志の父兄参観に自分に代わって出席するよう頼んでいた。 -
《対談》とにかく文子がかわいそう。というのが今回の一人読みの感想だ。亨の母、年子と同居することなった文子は、生活費のやり繰り、食事の支度、朝のシャワー、電話の使い方まで年子に気兼ねすることばかり。味方になって欲しい亨は年子に任せておけばいいと言い、頼りにならない。自身も働く女性である山根基世は文子に同情することしきり。亨をはじめ「渡鬼」に登場する夫たちがみんな一人息子であることを指摘されると、息子をめぐり母と嫁の対立が鮮明に描かれていると、橋田壽賀子の筆の冴えに感心する。今回は「幸楽」で法要が営まれることから、お墓の問題が浮き彫りに。節子が岡倉家の墓に入りたくないと不満を漏らすシーンはコミカルで笑いを誘うが、墓については古くて今も何かと話題なる問題だ。橋田がお墓についても先取りしてドラマに取り込んでいると山根は驚く。
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《あらすじ》幸楽の法要から帰った節子は大吉に、自分たちの墓をどうするかと不安を漏らす。二人とも岡倉家の墓に入るのが当然と言う大吉に自分は嫌だと節子は反対するのだが…
一方、高橋家では文子だけが居場所のない思いを抱えていたが、いざとなれば元のマンションに戻ることも考えていた。ところが、年子は自分の知人に部屋を貸すことになったと嬉しそうに話す。ついに逃れる場所を失った文子だった。 -
《あらすじ》引っ越しの翌日、文子は公衆電話から節子に同居の様子を報告し、まるで他人の家にいるようだと愚痴をこぼす。
「幸楽」で舅の四十九日が営まれることになった。節子も手伝いにやって来る。法要後、納骨の話になったとき、まだ墓を建てていなのでお骨をこのまま家に置きたいとキミは主張する。勇と邦子、久子は難色を示すのだが… -
《あらすじ》早速、望の小学校入学について文子と年子の意見が食い違う。普通の学校でいいという文子。年子は名門校に入れたいと主張するし、受験塾にも通わせると張り切っている。文子は亨に支援して欲しいのだが、母親に任せておけばいいというだけで夫は頼りない。
その頃、岡倉家では大吉と節子がつつましく夕食を取っているところへ長子が帰って来た。まだ食事をしていないという長子に節子は一品おかずを追加するという。大吉は自分との待遇の差に憮然とする。 -
《あらすじ》文子と亨、息子の望は亨の母、年子と同居することになった。文子にとっては仕事と家事、子育てのためにやむを得ない決断だった。食事の支度などは年子がしてくれるというが、文子にとっては気苦労だ。文子は朝シャワーにも気を使う。岡倉家では節子が文子の苦労を察知して気に病んでいた。
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《対談》この回は平成3年の新年最初に放送された。山根は様々な事件があった年だったと振り返る。『渡る世間は鬼ばかり』の登場人物それぞれにも波乱の年が明ける。正月を一人で迎えた大吉に定年を迎えるサラリーマンの悲哀を感じると山根。そこへやって来た五月たちに手料理を振る舞い、味を誉められ微笑む大吉に、後に料理屋を開く伏線ではと指摘し、一年を通してドラマを書き綴る橋田壽賀子の構成力に感心する。
亨の母、年子と同居することになった文子に山根は同情し、自分の母親が善人だとして疑わず、妻の不安に気付かない亨にあきれる。
小島家の相続問題も暗雲が立ち込める。邦子と久子がキミの気を引こうとしてそれぞれが持参したメロンに山根は着目。皮肉を込めてキミがメロンを扱う姿に橋田のいたずら心が見られると楽しそうに語る。 -
《あらすじ》スキーから帰って来た長子は葉子のマンションを訪ねる。葉子は長子を外へ誘うが、エレベーターホールで太郎とすれ違う。長子に太郎との仲を悟られないよう、なんとかごまかす葉子だった。一方、野田家のマンションでは、引っ越しを翌日に控えた文子と亨がその部屋で暮らした思い出を懐かしく語り合っていた。だが心の中では、文子は年子との同居に不安を感じていた。
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《あらすじ》翌日、夜勤明けの弥生が岡倉家に顔を出すと大吉が床で寝ていた。前夜、五月と文子たちが帰った後、酔いつぶれたのだ。大吉のために朝食の支度をして弥生は帰る。野田家では良と子どもたちが弥生の帰りを待っていたが、疲れている弥生は寝てしまう。仕方なく朝食を作る良と子どもたちだが、何となく楽しくなるのだった。
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《あらすじ》一方、「幸楽」では邦子がメロンを携えて訪れ、キミの脚をさすりながらご機嫌を取っていた。遺産相続を有利に進めたいという下心が見え見えだ。そこへ久子と健治がやって来る。こちらもメロンを持参しており、下心が隠せない。それぞれの思惑を見抜いているキミは、三人に食事の支度をさせるなどこき使うのだった。
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